元フジテレビアナウンサー長谷川豊(38)が2日、フジテレビ系「バイキング」の問題点について「『ゲスト』のセレクトが壊滅的に間違っている」とブログで厳しく追求した。

 長谷川は1日にも同番組についてブログで言及。情報番組におけるゲストコメンテーターの重要性を訴えていた。そして翌2日、「バイキングをしゃべり手の目線から分析すると、この『ゲスト』のセレクトが壊滅的に間違っているんです」と主張。ゲストが多すぎるだけでなく全く機能していないと指摘した。

 「バイキング」出演陣を「ふたを開けてみればしゃべりも普通だし、そもそも何のためにいるのかもわからないし、そいつの意見なんて、誰も求めてないし…って状態のキャスティングばっかりだった」と評価。「バイキング」浮上の目は厳しいと率直に見解を述べつつ、可能性があるとしたら「何の番組なのかをしっかり決める(バラエティーなのか、情報番組なのか、誰がターゲットなのか?)」「それに適したゲストコメンテーターを少人数で固める」「それに適した司会者を決める」の順に動くしかないとつづった。

 それでも「頑張ってほしいとは実際思っていますが、正直言って、僕は再浮上はないと見ています」と予想する長谷川。「打ち切りになっても、上層部はだれも責任を取らないという、最近のいつものフジテレビの流れが繰り返されるのだろうと予想します」とつづっている。

 「バイキング」4月25日放送回は、視聴率2.1%とついに1%台が目前に。同番組は放送開始から1カ月ほどで早くも視聴率低迷が話題を呼んでいる。