女性エンターテインメント集団あやまんJAPANが7日、同日付であやまんJAPAN株式会社を設立したことを発表した。同社の代表取締役を務めるあやまん監督(35)は、同日ブログを更新し、起業を決意するまでの経緯をつづった。

 下ネタを中心としたハイテンションな宴会芸で場を盛り上げる活動をしてきたあやまんJAPAN。2010年にフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」への出演をきっかけに芸能界デビューし、その後は「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」などのフレーズで人気者となり、CDデビューを果たすなど活躍した。

 しかし、一時期のブームは次第に落ち着き、メンバーも舞台やDJなど他の分野に挑戦。メンバーチェンジもあり、下ネタを封印した新たなキャラクターを打ち出したが、かつてのブームにはおよばず、迷走ぶりが目立っていた。あやまん監督自身、そうした状況に「どうにかはしたいものの、どうしたら良いか答えは出ないまま時間が過ぎていきました」と悩んでいたという。

 しかし、そうした中で日本テレビ系「有吉反省会」出演オファーを受け、「久しぶりのテレビ出演で、キャラというか自分も見失っているような状態、どうなることかと心配だった」というあやまん監督だが、収録の際には、共演者たちから「前の方がいい」との意見をもらい、「私はもういわゆるあやまんJAPANらしい下ネタや言動はみんなから求められていない。飽きられた。と思っていたのですが、あの日の収録をきっかけに、あやまんらしさをまだ求めてくれる人もいること、やり続ける、貫くことの大切さ、使命みたいなものを感じたのです」という。

 さらにその後、TOKYO

 MX「5時に夢中!」に出演して久しぶりにカラオケの合いの手を披露すると、ここでも予想外の好評価を受けたことで、「まだ私たちをこんなに受け入れてくれる方がいるのかと驚き、再び勇気をもらい、こうなったら、また自分たちでやってやる!私たちを観た方が、面白いと、元気が出ると、こいつらくだらねーなと、まだまだ言ってもらえるようにやってる!」と、一念発起。今回の会社設立を決意したのだそうだ。

 新会社では「どんな人でもどんな場所でも盛り上げ、日本だけでなく世界中のいろ~んなところを元気にしてまいります」とのこと。あやまん監督は、「この先どうなるかわかりませんが、やってみないと何も変わらないのでとりあえずやってみます」と、控えめに意気込みをつづっている。