芸能界を引退した島田紳助さんの親友で、タレント土建屋よしゆきさん(本名・広部吉行)が7月31日午前11時46分、肝不全のため、入院先の京都市内の病院で亡くなった。58歳。
同日深夜、土建屋さんの事務所の先輩である歌手円広志(60)は、取材に応じ「ホンマにええやつ。最後まで人の心配ばかりしていた」と語った。
所属事務所によると、土建屋さんは、5年前から難病の抗(こう)リン脂質抗体症候群(ししつこうたいしょうこうぐん=APS)を患い、これにともなうさまざまな体調不良に見舞われていた。
そんな土建屋さんだったが、円は「ちょっと体調が良うなったら『ツーリング行ってきました』とか言うて、メールしてきよって。無理すんな言うて返してたんやけどね」と、振り返った。闘病中も仕事は様子見ながらも続け、趣味のバイク、アウトドアライフを楽しんでいたようだ。
円によると、今年5月にも「バーベキューに行ってきた」とメールで連絡があり、その後は「暑くなってきたから体に気をつけて」などと、円を気づかうメールを送ってきたという。
ところが最近になって、土建屋さんが体調を崩したと聞き、メールを送っても「普段ならすぐ返信がくるのに、一切返ってこなかった」ため、心配になり、亡くなる前日の7月30日に、病院へ見舞いに行った。
「目を開けるんもしんどそうやったのに、僕を見て『師匠(円)より長生きしたかったですわ。毎晩、化けて出まっせ』言うてね。しばらくおったら、あいつ『疲れてるでしょうから、早く帰ってください』って…。ほんま、最後まで人に気い使うて、ええやつでした」と、土建屋さんをしのんだ。
土建屋さんは、紳助さんと学生時代からの同級生で親友。紳助さん司会の「紳助の人間マンダラ」「クイズ!紳助くん」など、関西地区では多くのテレビ、ラジオ番組に出演していた。
通夜は8月3日午後7時から、告別式は同4日午前11時から、いずれも、京都府宇治市槙島町目川190-1「セレマ槙島シティホール」で行われる。喪主は長男の広部有利(ひろべ・ゆうり)さん。




