大手予備校の東進ハイスクール講師、林修氏(49)が23日、ブログを更新し、同校を離れる可能性を否定した。同氏は20日に「東大本番レベル模試」の問題作成から離れていたことをブログで明かしていた。模試担当者と意見の相違が発生し、今年9月に実施された同模試から問題作成に関わっていないと明かした。

 この日は「予備校界で模試作成を降りたり、交代することは、特に珍しいことでもありません」と説明。「東大本番レベル模試に関しては作成者がかなり明らかになっていて、この先生が作っているから受けるという生徒もいる。ですから僕が作っていないということを明らかにした方がいいと判断した」と告白した理由について触れた。

 さらに「もともと僕の東進内での主要な仕事は、御茶ノ水、渋谷、大阪、名古屋4カ所における東大特進の授業をしっかり行うこと。東大特進の職員、スタッフの方々は、非常に協力的で関係も良好であり、いつも感謝しております。当分東大特進を辞めることなどありません」とつづっている。問題作成から離れた理由について、タレント業との両立が困難になったためではないことも否定した。