タレント豊田エリー(25)が30日、京都市左京区の京都市立美術館で始まる「ボストン美術館

 華麗なるジャポニスム展-印象派を魅了した日本の美」の開会式に出席、テープカットを行った。

 本展覧会のために修復されたクロード・モネの名画「ラ・ジャポネーズ」(1876年)に描かれた赤い打掛をまとい登場、絵画の前で扇子を手に同じポーズで決めた。

 仏ジベルニーのアトリエを訪ねるほどモネ好きの豊田は「展覧会で(ジャポニスムに魅了された)画家の新しい一面を知った。一緒に観た旦那(柳楽優弥)は歌川広重の浮世絵が格好いいと話していた」と笑顔を見せた。

 展覧会は19世紀後半から20世紀初頭に西洋で流行した日本美術に影響を受けた芸術家が生んだ「ジャポニスム」という現象を、世界最大の私立美術館である米ボストン美術館の所蔵品約150点を通して紹介。影響を与えた歌川国貞らの浮世絵などと、影響を受けたゴッホやゴーギャンなどの絵画や版画、陶器、写真などを対比して展示する。11月30日まで。月曜休館(10月13日、11月3、24日は開館)。詳細は公式サイト(http://www.boston-japonisme.jp/top/)を参照。