教科書で知られる東京書籍から出版された「振付稼業air:manの踊る教科書」の付録DVDの試写会が22日、都内で行われた。

 著者の「振付稼業air:man(エアーマン)」の杉谷一隆(42)、出演者のコンドルズ小林顕作(43)、芋洗坂係長(46)らが出席した。ダンスは、12年度から中学保健体育の必修科目となった。文科省の学習指導要領にのっとって「現代的なダンス」「民踊・フォークダンス」「創作ダンス」に加え、「校歌で踊る」という新しい提案もしている。

 杉谷は「最近の子どもたちはダンスが体に溶け込んでいる。ダンスはコミュニケーションツール。いろいろなものにセパレートせずに踊ってほしい。(小林)顕作さんと芋洗坂(係長)さんと、中学校に行ってワークショップをしたい」。小林は「踊りが日常化されたら、人生が豊かになると思う」。劇団四季のオーディションに落ちたばかりの芋洗坂係長は「次に向かってやっていくだけです」と話した。