女優杏（２８）主演のフジテレビ系連続ドラマ「デート～恋とはどんなものかしら～」（１９日スタート、月曜午後９時）の第１話試写会と会見が１２日、都内で行われた。

　杏が演じるのは、東大大学院修了で国家公務員の理系女子。理想の結婚相手を探すために結婚相談所に登録。大学卒業後に就職せずに２人暮らしの母に頼り、音楽や音楽におぼれ「高等遊民」を自称する長谷川博己（３７）演じるニートと出会う。同局系「リーガルハイ」シリーズなどの古沢良太氏（４１）が脚本を担当する「恋愛不適合者」同士の横浜を舞台にしたラブコメディー。

　今月１日に東出昌大（２６）と結婚した杏だが、ドラマでは恋愛不適合のリケジョを熱演。恋愛マニュアル本を読んで「アヒル口」の決め顔を実践するが、「口をとがらせてにらんでくるイタイ女」になって笑いを誘う。さらに、長谷川と１回目のデートで事務的に「勃起は？

　精子は？」と確認するせりふを口にしている。

　理想のデートについては「お着物を着て、普通の場所に行ってみたい。洋風のところでも着物で」と笑顔。結婚生活については無言で笑顔を返しただけだが「ロマンチックラブコメディーと言われている、ロマンチックの９０％は横浜の景色に補ってもらって、私たちが恋愛だと思っていることに、鋭く切り込んでいきたい」と意欲を見せた。

　また、昨年１２月２８日に向井理（３２）と結婚した国仲涼子（３５）も元ヤンキー役で出演。「声を低く、がに股にして楽しく演じています」。結婚生活については「ありがとうございます。楽しんでます」と笑顔を見せた。