ダウンタウンの松本人志(47)が、初めて監督した映画「大日本人」(07年公開)が、米大手映画会社コロンビア映画によってリメークされることが6日、分かった。松本作品は3作目「さや侍」(11日公開)がスイス・ロカルノ映画祭(8月)での特別上映が決まったばかりだが、今回は違う形での世界進出になる。

 「大日本人」は松本演じる主人公が巨大な日本人に変身し、街中に現れた獣を退治していき日本を守るという、ヒーローものコメディー。07年6月の公開後、国内では観客動員約90万人、興行収入約12億円を達成。07年カンヌ映画祭など計約20の海外映画祭で上映された。関係者によると、松本は合意について「認めてもらってうれしい」と喜んだという。