奥田瑛二(63)が監督を務め、震災後の男女を描いた映画「今日子と修一の場合」の初日舞台あいさつが5日、東京・新宿ピカデリーで行われた。

 奥田の次女安藤サクラ(27)と、安藤の夫柄本佑(26)が主演した。奥田は「5年ぶりの作品なんで感無量」と目をうるませ、安藤も「プレッシャーで初めて全然眠れなかった」。奥田は、柄本について「これから新国立劇場でアーサーだっけ?

 ヘンリーだっけ?

 のゲネプロをやるそうです。(公演は)9日からです」とPRを買って出たが、柄本は「『エドワード二世』です。8日からです。今日は(場面ごとの稽古)場当たりです。全部間違ってる!」と笑わせた。