演歌歌手山内恵介(30)が初主演する映画「昭和歌謡

 危機一髪!」(すずまさ監督)の初日舞台あいさつが11日、東京・中央区の東劇で行われた。

 奇病に冒されて歌えなくなった山内が、周囲に励まされて自分を取り戻すストーリー。昭和の歌謡曲全盛時代は、小林旭、舟木一夫らスター歌手を主人公にした歌謡映画が花盛りだったが、平成時代では演歌歌手が映画の主人公になるのは始めてといい、山内は「平成の息吹を吹き込んで、昭和歌謡がよみがえりました」と銀幕初挑戦を振り返った。

 舞台あいさつの後には「釧路空港」「恋する街角」の2曲を披露した。