第27回東京国際映画祭クロージングセレモニーが31日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、コンペティション部門出品作「紙の月」(吉田大八監督、11月15日公開)主演の宮沢りえ(41)が、最優秀女優賞を受賞した。

 宮沢は、黒の着物姿で登場。トロフィーを、まじまじと見詰め「いやぁ…何か震えています。おみくじで大吉を引いた時『やったー!』と思う中で、自分を引き締めなきゃ、という気持ちと似ています」と喜びをかみしめた。

 また米国、フランス合作映画「神様なんかくそくらえ」(ジョシュア&ベニー・サフディ監督)が、最優秀賞「東京グランプリ」と監督賞の2冠を獲得した。