作家宮部みゆき氏(53)原作で、2部作で公開される映画「ソロモンの偽証

 前篇・事件」(成島出監督、来年3月7日公開)「-後篇・裁判」(同4月11日公開)の製作報告会見が12日、東京・明治記念館で行われた。

 1万人のオーディションから選ばれた藤野涼子(14)板垣瑞生(14)石井杏奈(16)清水尋也(16)富田望生(14)前田航基(15)望月歩(14)の中学生を演じたキャストが、メディアの前に初お披露目された。

 さらに中学生を取り巻く大人キャストの中から佐々木蔵之介(46)夏川結衣(46)永作博美(44)黒木華(24)と、藤野の23年後の中原涼子を演じた尾野真千子(33)に加え、原作者の宮部氏と成島監督が登壇した。

 藤野は本格的な演技は初挑戦で、今作の出演をきっかけに、役名でデビューした。藤野は「自分の中で『ソロモンの偽証』に出て、藤野という役名をもらった感情を忘れたくなく、名前(役名を芸名に)いただきました」と思いを語った。

 今後については「まだ映画などには出演していないので、(なりたい女優などは)比較できない。映画に出演していく中で、なりたい女優が見つかれば、と思います」と話した。