橋本愛(19)主演映画「リトル・フォレスト

 冬・春」(森淳一監督)の初日舞台あいさつが14日、東京・新宿ピカデリーで行われ、橋本が三浦貴大(29)らと登壇し、16日に20歳の誕生日を迎える松岡茉優(19)をサプライズで祝った。

 農場をイメージしたケーキが登場すると、松岡は自分に用意されたケーキかどうか分からなかった様子で、「今、『愛、誕生日、何月だっけ?』と聞きました。どっちだろうって思いました」と、目をキョロキョロさせていた。

 2人は10年公開の映画「桐島、部活やめるってよ」の初共演以来、3度目の共演。松岡は「3度目でやっと、笑い合ってできるシーンがあった」と、親友との共演を喜んだ。

 そんな松岡に、橋本は共演者を代表して手紙をしたためていた。「これからも本当に本当に大切な人。茉優の人生が輝くお手伝いをずっとしていくつもりです。一緒にすてきな大人に、女性、役者さんになりましょう。大好きです」。この熱烈メッセージに、松岡は「私なんかのために時間を取っていただき…」と瞳を潤ませながら恐縮していた。

 同作では、多くの郷土料理が登場し、ベルリン映画祭の「キュリナリーシネマ(料理映画)」部門に出品された。現地では和服姿で上映会に出席した橋本は、地元ファンの好感触を報告。「すごく丁寧に感想を伝えてくれた。日本の特色が色濃く映し出された作品になりました」とアピールした。

 ほか温水洋一(50)桐島かれん(50)森監督が登壇した。