創刊50周年を迎える小学館「週刊少年サンデー」、講談社「週刊少年マガジン」が初タッグを組む50周年企画「チームウェンズデイ」の概要が18日、都内で発表され、漫画家藤子不二雄A氏(74)小栗旬(25)石原さとみ(21)がゲストとして出席した。

 ともに59年3月17日に誕生し、数々の少年漫画の傑作を生み出した。この企画は「競い合った両誌が50年の誕生会を祝おう」(林正人少年サンデー編集長)との趣旨で、コラボ企画がめじろ押し。サンデー連載「名探偵コナン」とマガジン連載「金田一少年の事件簿」が共演する増刊号が4月10日に発売されるのをはじめ、両誌の人気キャラクターがプリントされたTシャツやチョコ「ジャイアントペロティ」、「タッチ」の上杉達也と「巨人の星」の花形満が対決する野球盤、カードゲーム、ゲームソフトなどが続々登場する。

 藤子氏は「自慢じゃないけど、サンデー創刊号に書いた手塚治虫、横山隆一ら5人の作者の中で、残っているのは僕だけ」と笑わせ、小栗は「僕らにとって少年漫画誌は教科書。勇気、愛、友情を教えてもらった。好きなヒロインは南ちゃんです」。石原は「グラビアのお仕事でサンデーでニューカレドニア、マガジンではミラノに行きました。その両誌がタッグを組むのはうれしい」と話した。