フォークシンガー松山千春(52)が不安定狭心症のため入院していることが26日、分かった。千春は25日未明、コンサートツアーの滞在先で体の不調を訴えスタッフと病院へ向かった。診察の結果、不安定狭心症と診断され、血管を広げる経皮的冠動脈形成術の処置を行った。意識ははっきりしており命に別条はないが、当分の間、安静と療養が必要な状態だ。関係者によると、千春は23日に福岡サンパレスで公演を終え、24日には福岡でのイベントに出演していたという。

 医師からの進言もあり、27日の三重県文化会館から7月11日の北海道厚生年金会館まで、予定されていた7本の公演を中止した。レギュラーラジオ番組のFM

 NACK5「松山千春のON

 THE

 RADIO」も休み、代役を立てる。

 関係者によると、千春は糖尿の持病はあるが、心臓の持病はなく、今回のツアーも元気に20カ所で公演を行っていた。デビューに導いた恩人で札幌テレビ放送のラジオディレクター竹田健二さん(享年36)から、デビュー前に「酒、女、たばこ、どれか1つをやめろ」と助言され、酒をやめた。以来、酒は1滴も飲んでいないが、たばこは「曲を作ると口が寂しくなる」と吸っているという。

 7月8日には約20年ぶりに故郷、北海道・足寄町で公演を行う予定だった。足寄町開町100年記念事業として企画され、千春も「足寄で応援してくれた人たちへの感謝の気持ちと成長した自分を見てもらいたい」と気合を入れていただけに、中止はファンともども残念だ。退院や療養期間は未定。