宝塚歌劇団月組の娘役トップスター彩乃かなみ(31)が6日、東京宝塚劇場の月組公演「ミー・アンド・マイ・ガール」を最後に退団した。宝塚きっての歌姫といわれた彩乃は、さよならショーでは瀬奈じゅんとコンビを組んだ「マジシャンの憂鬱」から「デュエット」や「千の風になって」などを歌い、踊った。

 「宝塚は自分の情熱を注げる場所、愛を注げる場所。私の誇りであり、宝物です」とあいさつし、2000人を超えるファンの温かい拍手で送り出された。