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前川清、人工股関節の手術受けていた

 19日に60歳の誕生日を迎える歌手前川清(59)が、今月5日に股(こ)関節の手術を受けていたことが12日、分かった。軟骨の摩耗や骨が変形する「変形性股関節症」と診断され、右足の付け根付近の骨を削り、チタン製合金の人工股関節を埋め込んだ。小学校時代から悩んできたが、還暦を目前にして手術に踏み切った。現在はつえをついて歩行する状況だが、リハビリ期間を経て、つえなしの通常歩行が可能になるという。

 関係者によると、前川は小3の時に股関節の病気になり、30歳ごろからは痛みに悩まされてきた。最近は、激しい痛みで眠れないこともあったという。50歳を目前にした10年前にも手術を検討したが、仕事への影響などを考慮して断念。だが今回は、10月10日に東京・中野サンプラザホールで芸能生活40周年の記念コンサートがあり、11月には大阪松竹座で藤山直美と共演する公演があることから手術を決意。「節目となるコンサートをきちんとこなしたい。それに、歌唱だけでなく、激しい動きのある舞台は痛みを抱えたままでは無理」との判断があったようだ。

 人工股関節治療で実績のある北海道の石部基実クリニックに入院したのが今月4日。翌日の手術では、左足よりも3センチ短くなっていた右足を伸ばす施術も行い、8日に退院した。11日には、都内で新曲のレコーディングを行って早くも仕事復帰。このときは、さすがにいすに座って歌唱した。傷口や伸ばした筋肉の痛みに顔をゆがめることはあるが、歌うことには大きな影響はないという。14日には岡山市でミニコンサートを行う。

 「これで激しい動きの舞台も安心だし、声の続く限り歌い続けたい。それに早く好きなゴルフをしたい」。半世紀近くも悩んできた病気に別れを告げた前川は以前にも増して“舌”好調。晴れ晴れとした表情で、周囲に生涯現役歌手を誓っているという。

 [2008年8月13日6時36分 紙面から]


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