オリコンの「年間ランキング2008」が11日、発表され、嵐が年間シングル売り上げランキングで「truth/風の向こうへ」が1位、「One

 Love」が2位に入った。同ランキングの1、2位独占は、89年のプリンセス・プリンセス以来の快挙。嵐は今年シングル4枚をリリースしたが、3枚がトップ10にランクイン。同一アーティストの3作品が年間ランキングトップ10入りするのは02年の宇多田ヒカル以来で、男性アーティストとしては88年の光GENJI以来、20年ぶり。

 この日、都内で行われた表彰式には、大野智(28)と櫻井翔(26)が出席。99年のデビュー以来、シングル年間ランキング1位は初めて。大野は「似合わないですよね。8位ぐらいがちょうどいい」と戸惑いながらも「いろいろな重みが入っている気がします」。櫻井は「1、2位の実感がなくて。嵐にかかわる皆さまのおかげだと思っています」と喜びをかみしめた。

 数字を裏付けるように、今年は大活躍の1年だった。5大ドームツアーで44万人を動員。9月にはSMAP、DREAMS

 COME

 TRUEに続く3組目の国立競技場公演を開催した。同競技場から始まるアジア4都市ツアーも成功させた。

 今年を表す一文字を聞かれ、大野は「一文字で表すと『嵐』だったんじゃないですか」。櫻井は「『実』。今までの活動が1つの形になり、いろいろなモノが実った1年になりました」。来年は10周年。櫻井は「ファンの人に恩返しができる1年にしたい」と誓った。