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槙原が「勝訴」松本氏に220万円賠償判決

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力強いガッツポーズで観客を盛り上げる槙原敬之(撮影・山崎哲司)
力強いガッツポーズで観客を盛り上げる槙原敬之(撮影・山崎哲司)

 シンガー・ソングライター槙原敬之(39)が「『銀河鉄道999』のセリフを無断で使用された」と槙原を非難した漫画家松本零士氏(70)に対し、名誉を傷つけられたとして2200万円の賠償などを求めた裁判の判決が26日、東京地裁で言い渡され、盗用とは認められないとして松本氏に220万円の賠償を命じた。原告席で見届けた槙原は「私の請求を認めていただいた。勝訴判決だと考えています」と話した。

 松本氏と槙原の盗作騒動は2年の歳月を経て、司法の場で1つの結論が出された。判決は、盗用は認められないとして松本氏に対して220万円の賠償を命じ、槙原の請求が認められた結果となった。

 盗作騒動は槙原が作詞作曲した「約束の場所」(歌はケミストリー)の「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞が発端だった。松本氏は「銀河-」の「時間は夢を裏切らない。時間も夢を決して裏切ってはならない」のせりふを盗作したと、06年秋にメディアなどで主張していた。

 清水節裁判長は「槙原さんがせりふを知っていたとは認められず、歌詞が似ているからといって、せりふに依拠したとは断定できない。テレビに生出演した松本さんが『盗用』と発言した内容は、真実と認められず、名誉棄損に当たる」と判断した。槙原はこの日、原告席で判決を聞いた。裁判長の言葉はすぐに理解できなかったが、代理人からの説明で「松本氏の作品を見て『約束の場所』を制作したとは認められない」と認定されたことを理解。「判決理由の中で、私が松本さんの作品を盗んで『約束の場所』の歌詞を制作したのではないと認めていただきうれしく思っています」と話した。一方の松本氏は自宅にも不在で、控訴など今後については不明だ。

 槙原は前日、横浜で10年ぶりのクリスマスライブを行った。親子連れも目立ち「世界に一つだけの花」「北風」などを歌った。この日は裁判を終えると、仕事納めの所属事務所に戻り「非常に明るい1日でした」と話していた。

 [2008年12月27日8時3分 紙面から]


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