TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」などで人気の女優野村真美(44)が結婚したことが28日、分かった。相手はテレビ番組制作会社のプロデューサーAさん(42)。今月の6日に都内の区役所に婚姻届を提出した。

 関係者によると2人の出会いは04年。Aさんが手掛けていたフジテレビ系の格闘技番組に野村がゲスト出演したことだった。その後、野村が出演する舞台「Dog-Eat-Dog」をAさんが観劇することがあったものの、友人関係の域を出なかった。転機は「最近どうしている?」というAさんからの1本のメール。やがて食事をするようになり、互いを知るほどにひかれあい交際に発展したという。交際が2年を過ぎた昨年末ごろから互いに結婚を意識。年が明けてから婚姻届を提出した。昨年末に行われた野村の父昌克さんの三回忌法要にも2人で参列し、墓前に結婚することを報告したという。

 野村はかつて、インタビューに「家庭を持ったら炊事、洗濯、すべて自分でやらないと気がすまない」と話していた。その言葉通り、主婦として家事一切を引き受け仕事との両立をやり遂げている。一方のAさんは身長約180センチの長身で、仕事では多くの部下を指揮する立場。兄貴肌として慕われているという。2人とも初婚同士で、野村は妊娠していない。挙式などは未定。

 「渡鬼」では2度の離婚と2度の婚約破棄を経験した野村だが、私生活では幸せいっぱいのアラフォー婚をつかんだ。

 [2009年1月29日7時39分

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