人気お笑いコンビ、バッドボーイズ佐田正樹(30)の自伝小説「デメキン」(ワニブックス)が漫画になることが26日、分かった。3月に発売された同作は、壮絶な不良時代をリアルに描いて話題を呼び、早くも3万部を突破。複数の出版依頼から、発売翌日最初にラブコールを送った漫画誌「ヤングチャンピオン」(秋田書店)に決まった。同誌で「クローズ外伝リンダリンダ」を連載中のゆうはじめ氏が10月から連載する。「めっちゃテンションが上がっています。10月が待ち切れない」と、佐田は興奮を抑えきれない。

 小説を漫画、映画にもした例としては、品川祐(37)の「ドロップ」がある。小説と漫画の単行本6冊を合わせると約70万部。今年3月に公開した映画の観客動員も150万人を超える人気ぶりだ。

 [2009年5月27日6時51分

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