俳優三浦春馬(19)が日本テレビ系の連続ドラマ「サムライ・セブンティーン(仮)」(10月スタート、土曜午後9時)に主演することが1日、明らかになった。三浦が演じるのは東京の私立高校に通う草食系男子の3年生・望月小太郎。勉強いまいち、親からは怒られ、教師にはあきれられ、女子には相手にされないヘタレ男子で、いじめやマナー違反にも見て見ぬふりしかできない。しかし、図書館で大坂夏の陣にまつわる古文書を手に入れたことから、窮地になると戦国時代のサムライに変身。悪を倒し難事件を解決する、新タイプのヒーローだ。

 三浦は「同じ人間だけど中身が全く違う役を、1つのストーリーの中でやれるのは楽しみ。思い切ってデンジャラスなサムライをやりたいですね。サムライは変顔を思いっきりやって、ヒーロー物みたいに子供たちにまねされたい」と話している。

 この痛快学園エンターテインメントの脚本を担当するのはドラマ「白い巨塔」「GOOD

 LUCK!!」「14才の母」を手掛けたヒットメーカー井上由美子氏。荻野哲弘プロデューサーは「若い人に勇気を出すメッセージを送りたい。草食系男子と、真逆のワイルドなサムライ。三浦春馬の二面性、その魅力を見てほしい」と話している。

 [2009年9月2日9時37分

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