舘ひろし(59)が10年後のラグビーW杯日本大会の旗振り役を熱望した。11年開催のニュージーランド大会のキャンペーンイベントのセレモニーが28日、東京タワーで行われ、舘は、ニュージーランド代表オールブラックスの元選手で現日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワン氏(44)と出席した。セレモニーでは、東京タワー下に設置した全長25メートルの巨大ラグビーボールがお披露目され、テープカットなどが行われた。

 舘は愛知・千種高時代にラグビー部主将を務めた競技経験者。当時からオールブラックスの熱狂的な信奉者だった。後にオートバイチーム「クールス」を結成した時、バイクの車体やそろいのジャンパーなどをオールブラックスになぞらえて黒で統一したほど。この日は、W杯第1回大会のトライ王で、敬愛するチームの伝説的存在カーワン氏と初体面。興奮のあまり、控室で、現役時代に印象的だったプレーを次々と挙げ、「みんな見てましたよ」とまくしたてた。

 2年後のニュージーランド大会に向けて「できる限り協力していくつもり」と話したが、視界はさらに先にも向けている。19年のW杯は日本で初開催される。芸能界を代表する立場で、盛り上げに一肌脱ぐつもりだ。日本ラグビー協会関係者と親交も深く、日本大会について「何としても成功させたいし、自分にできることがあるなら喜んで協力させていただきたい」と全面協力の姿勢も伝えている。所属の石原プロの小林正彦専務も「会社としても応援していく」と話した。

 ラグビー人気は、サッカーに押され、競技人口の減少、注目度の低下がささやかれている。舘は「自分の生き方として意識する『男子たるもの紳士たれ』の精神はラグビーに教わった。恩返しの意味でも協力できればうれしい」と話した。

 [2009年10月29日8時41分

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