大みそかの第60回NHK紅白歌合戦(午後7時15分スタート)の紅組トップバッターを浜崎あゆみ(31)が務めることが22日、分かった。浜崎は2年連続でトップバッターを飾ることになり「Rule」を歌う。白組は人気ダンスボーカルユニットEXILEが務める。

 関係者によると、60回記念の紅白歌合戦ということで、浜崎とEXILEのビッグアーティストコンビを起用し、番組のスタートから一気に盛り上げたい意向のようだ。昨年の紅白は、オープニングの視聴率は20%後半だったが、浜崎が登場し「Mirrorcle

 World」を歌うと視聴率は一気に30%を超えたという。NHKも実力と幅広い世代に支持される浜崎に、記念の紅白のスタートを託した形だ。

 また、番組の最後を飾る大トリは、白組が46回目の出場の北島三郎、紅組は13回目の出場となるDREAMS

 COME

 TRUEが濃厚で、今週末にも決定される見込みだ。

 一方、NHKはこの日、企画コーナーとして「こども紅白歌合戦」を行うと発表した。紅組の「こども司会」を大橋のぞみ(10)、白組を加藤清史郎(8)が務める。大橋が「ノンちゃん雲に乗る~崖の上のポニョ」を歌い、演歌歌手さくらまや(11)が「大漁まつり」を歌う。白組は、加藤が「かつおぶしだよ人生は」、平均年齢10・5歳のユニットスノープリンス合唱団が映画「スノープリンス」の同タイトルの主題歌を歌う。審査員は香取慎吾が、ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で演じた両津勘吉のキャラクターで務める。

 大橋は「清史郎君は小さくてかわいい。緊張しなければ大丈夫」と加藤にアドバイス。加藤は「出てみたいと思っていたからすごくうれしい」と語った。

 [2009年12月23日8時28分

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