芸能プロ大手、ホリプロの所属タレント14人が、絶滅危惧(きぐ)種保護のためのチャリティーTシャツ「スタT」のイラストを手掛けた。50周年を迎えた同社の社会貢献プロジェクトの一環で、10月に名古屋で行われる国際会議(生物多様性条約第10回締約国会議=COP10)をPRする。

 榊原郁恵(51)は「人も動物も植物もいろいろあるから面白い。この活動を通じて、少しでも地球上で起こっている問題が解決されることを願っています」と話している。

 参加したのは、榊原のほか、石原さとみ、香椎由宇、優香、船越英一郎、バナナマンら14人。それぞれが好きな動物を書き、生き物への思いを込めた。カメを書いた石原は「中国では神聖な動物、日本では長寿の象徴。カメは世界的にもなじみのある生き物。すべての人が環境を大切にしていきたいと思ってもらえますように」。テレビ番組などでカバへの愛情を語り尽くしてきたバナナマン日村勇紀はなぜかキリン。「動物がずっと好きです。少しでも力になれれば」とメッセージしている。

 Tシャツは22日から、全国のそごう、西武、ロビンソンの各店やインターネットで販売する(税込み2800円)。売り上げの一部は生物多様性の活動に寄付される。

 [2010年5月17日8時17分

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