「高千穂峡」がヒット中の演歌歌手北山たけし(36)が23日、ご当地の宮崎・高千穂町武道館でふれあいコンサートを開催し、約2000人のファンが詰めかけた。5月に宮崎口蹄(こうてい)疫問題が発生。北山はすぐに義援活動を開始し、これまで約450万円を寄付してきた。この日は問題終息後、初のコンサートで「町全体が落ち着きを取り戻していることを実感しました」と喜んだ。コンサートでは、師匠で義父の北島三郎(73)のメッセージビデオが流れた。北山は「年末もぜひこの歌で宮崎だけでなく全国に勇気、希望を届けたい」と、6年連続6回目の紅白出場に意欲を燃やした。

 [2010年9月24日11時13分

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