「必殺シリーズ」や「鬼平犯科帳」など数多くのドラマや映画などのかつらを手掛けてきた老舗で、7日に火災でほぼ全焼していた京都市の「八木かつら」の大半のかつらが無事だったことが10日、分かった。関係者によると、かつらは京都府内各地にある倉庫に保管してあり、製造中のもの以外は焼失していないという。同社はこの日までに営業を再開。同社と約30年間交流している俳優京本政樹(52)は「中村主水役の藤田まことさんのも無事だったらしいです。復興まで時間がかかると思いますが、頑張ってほしい」とコメントした。