大みそかのNHK紅白歌合戦で紅組司会を務める女優井上真央(24)が、衣装のデザインを、史上初めて一般公募することが13日、分かった。ファンに身近に感じてもらいたい、楽しんでもらいたいと、井上が自ら発案した。今日14日から、郵送と紅白歌合戦公式ホームページで募集を受け付ける。
紅白歌合戦の紅組司会の見どころの1つに、華やかな衣装がある。例年、司会者は4、5回の衣装替えをしており、今年の司会に決まった井上も、NHKから、“お色直し”も含めた本番の説明を受けた。
井上は「紅白の主役はあくまで歌手の皆さま方なので、お色直しをするのであれば、着替えることに何か意味を持たせたい。紅白を見ていただいている皆さんと一緒に楽しめるようにしたい」と考えた。スタッフと相談を重ね、衣装のデザインを一般募集するのはどうかとNHKに提案した。
過去60年の紅白の歴史で前例はなく、一瞬驚いたNHKだったが「11月からデザインを公募することで、紅白を盛り上げるPRにもなる妙案」と快諾。今日14日から12月1日まで、デザイン1点を一般募集することになった。
女優業一筋で、司会経験のない井上は今年、NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のヒロインを演じたことがきっかけで、紅組司会に指名された。大役について「朝ドラを応援していただいた視聴者の皆さまのおかげ」と話す。しかも、今年は東日本大震災からの復興にエールを送るサブテーマもある。例年以上に、国民とともに1年を締めくくる紅白を成功させたいと願っている。
関係者によると、大分県で来年公開予定の主演映画「綱引いちゃった!」のロケ撮影中の井上は「何かテーマのある衣装が生まれてくればいいな」と期待しているという。例えば、日本全国を明るく照らす“おひさま”か?
「がんばろう、ニッポン!」か?
命や絆を感じさせるデザインか?
公募した衣装は12月上旬にも決定。その後は、紅白本番前から各方面で紹介され、本番当日に井上が袖を通す。【瀬津真也】




