俳優大東駿介(40)がカンテレドラマ「絶望できない男」(9月17日開始、木曜深夜1時15分、全4話・関西ローカル)で主演を務める。

奥川拓二さんの同名ノンフィクション・エッセーをモチーフに、AD、社長、ホームレスと80年代後半から00年代へ激動のテレビ業界を駆け抜ける、一人の男の数奇な人生を描く泥だらけのジェットコースターコメディとなっている。

しゃべくりとハッタリを武器に生きる主人公・奥本拓夢を演じる大東は「原作と今回の台本を読んだときに『奥本は、絶対自分が演じたい』と思いました」と熱意たっぷりに意気込み、「何をしでかすか分からないという人物を演じるにあたって、現場でも『大東マジで何しでかすか分からへん』という空気を作れるかどうか」と役にのめりこむ。

また、どん底からはい上がる奥本の姿は、小学生の時に父親が蒸発し、中学2年生の時に母親も家を出ていき中学生にして一人きりで極貧のサバイバル生活を強いられた過去を持つ自身に深くリンクする。「あの時マジで『自分っていらんねや』って思った人間が、今こうして自分自身を商売道具にして飯食ってるわけじゃないですか。それが僕の人生のすべてな気がするんです」といい、「僕はもう、“絶望が育てた男”みたいなところがあるんです」と続けた。

効率やスマートさが重視されがちな現代に「不格好な人間くささ」を重視した生き様を見せる。「毛細血管のように端々まで新鮮な血液が流れている、そう感じる現場でした」とアピールした。

同作には相武紗季(41)、八村倫太郎(27)も出演する。