人気お笑いコンビの雨上がり決死隊がゴールデンタイムで初めて冠番組を持つことが11日、分かった。4月スタートの日本テレビ系バラエティー「笑う!

 アメカン」(木曜午後7時)で1月から日曜深夜枠で放送中の同名番組が、わずか3カ月でゴールデンへ“昇格”する形だ。

 蛍原徹(44)宮迫博之(41)による雨上がり決死隊は、テレビ朝日系トーク番組「アメトーーク」(木曜午後11時15分)で、バラエティートーク番組のMCとしての地位を築いた。コンスタントに高視聴率をマーク。同番組を分析してきた堀金澄彦プロデューサー(41)は「トークレベルが非常に高い。出演者のトークを優しく引き出す」と2人を絶賛。同じ深夜枠で日本テレビでの冠番組を実現させ、テレビ朝日よりも先にゴールデン進出を決めた。

 雨上がり決死隊にとっても新たな挑戦だ。衣装もスーツから、つなぎや野球のユニホームになり、クイズやゲームに自らも参加する。ゲストには大物俳優が出演するが、蛍原は「ゲストと最高に楽しみながらやること」と自然体で受け止めている。タレント佐々木希(24)もゴールデン初MCで番組を支える。「雨上がりさんのお力をお借りして頑張りたい」。米インターネットサイトで「最も美しい顔100人」に選ばれた佐々木の後押しに、宮迫は「世界100人の美女と共演できるので毎週楽しみ」と喜んでいる。

 番組は、AKB48による「なるほどハイスクール」の後継にもなり、同局の肝いりだ。制作は同じ木曜日で8時開始の「ぐるぐるナインティナイン」と同じスタッフが担当し、両番組でのコラボも予定。ナイナイ、雨上がりという若手のころからしのぎを削ったコンビ同士での相乗効果も狙いの1つだ。松崎聡男チーフプロデューサー(47)は「同じ時間帯のVS嵐(フジテレビ)、黄金伝説(テレビ朝日)に対抗したい。子どもに期待される番組にしたい」。バラエティー戦国時間帯の木曜7時に新風を吹かせるつもりだ。

 ◆笑う!

 アメカン

 雨上がり決死隊のクイズ&ゲームバラエティー。直感で答えるものが多く、子供が学校でもできる「クイズ!

 オノマトペ」など、毎回3~5コーナーで番組を構成する。オノマトペとは、擬声語のことで、1枚の写真を見た複数のプレーヤーが同じオノマトペを答えるゲーム。他には「ハンティング・ワード」。例えば「坂本龍馬」に何匹の動物が隠れているかを答えるゲームで、答えはカモ、トリ、ウマ。