元JJモデルでオセロの中島知子(40)と共演経験のある心理カウンセラーの久瑠あさ美氏(37)が、中島がマインドコントロール状態にあるとされる現状の原因を分析した。久瑠氏は女優時代、オセロの2人とグルメ特番で共演。その時に中島に感じた印象は「美人で頭がいい。でも、他を寄せ付けない電波を発する人」だった。

 女優引退後、心療内科などで修業を積んだ久瑠氏は、中島のようなタイプを「ストイックで美意識が高く、己の道を究めようとする」と分析。このタイプは逆境にも強いが、トラブルが重なり、心が弱ってくると、孤独感から限られた理解者に救いを求めるという。その前提から「中島さんは、そういうタイミングで霊能者とされる方と会ったのでは。そして、思い切り罵倒されたか、とことん慰められたのでしょう。瞬間、中島さんのバリアに針の穴が開いた。霊能者だけを受け入れる穴です」と指摘した。

 一般的にも、心の弱っている人に近寄り、取り込むことが得意な女性が少なからずいるという。「私は、こういう才能のある女性を『ムシ女』と表現しています。触覚が働いて良かれと思って近づく。結果、害虫になることもある」。霊能者が中島にとっての害虫なのかは分からないが、家賃滞納の原因も霊能者にあるなら、中島はその関係を断つ必要がある。「まずは引き離すことですが、ひかれ合うようにしてできた関係なので、針の穴をふさぐか、バリア自体を壊すためには、焦らずにじっくり治療することが大事です」と久瑠氏。相方の松島尚美ら仲間が望む中島の芸能界復帰までには、長い時間がかかりそうだ。

 ◆久瑠あさ美(くる・あさみ)1974年(昭49)6月23日、名古屋市生まれ。18歳で上京し、「JJ」「Ray」のファッションモデルとして活動。女優に転身後、04年から心理カウンセラーの道へ。現在は「フォルテッシモ・メンタルルーム」(東京・渋谷)代表で、JRA藤田伸二騎手、プロゴルフの金田久美子らのメンタルトレーナーとしても活動。近著に「人生は、『本当にやりたいこと』だけやれば、必ずうまくいく」(幻冬舎刊)など。