小林幸子(58)の“お家騒動”で、前社長とともに個人事務所「幸子プロモーション」を退社した専務取締役の女性が、小林側から退任勧告を受けた直後の2月中旬に心労で倒れていたことが11日、分かった。元専務の次男で森昌子(53)の所属事務所「おんがく工房」代表の沢田悦宏(よしひろ)氏が明かした。

 森のデビュー40周年記念曲「愛は流れる」のカラオケ大会がこの日、都内で行われ、沢田氏が取材に応じた。「身内とはいえ、私が口出すことでない」と前置きしつつ、母である元専務が自宅で倒れたと明かした。元専務は25年間勤務し、財務担当の「金庫番」。小林の夫で会社経営者の林明男氏(49)が、NHK紅白歌合戦の衣装代などに関し、帳簿などを調べたといわれるが、同氏は「前社長とともに、自分のことより小林幸子さんのことに一生懸命でした」。体調は現在回復しているという。

 森はイベント後、小林の騒動について「前社長も存じ上げておりますが、誠実な方。一刻も早く話し合いをなされ、いい方向に向かってほしい」と話した。