NHK紅白歌合戦で豪華衣装対決を続けてきた美川憲一(65)が12日、個人事務所社長らの退社騒動の小林問題について語った。都内で取材に応じた。「サッちゃんはやっと伴侶を見つけ、支えてほしいという女の部分が出てきた。前社長は一筋にサッちゃんを支え、守ってきたから(結婚で)自分の中の精神の半分を抜き取られたようになった。女性的な嫉妬というか、不満が出てきてしまったのではと思う」とそれぞれの胸の内を推測した。

 演歌歌手小林幸子(58)の夫で会社経営者の林明男氏(49)が紅白の衣装代が高いと指摘したと伝えられる。「お金がかかるのは事実。(豪華衣装対決を)やり続ける重圧と視聴者に喜んでもらいたい気持ちが複雑に入り交じる」という。小林とは「互いにお金掛かって大変よね」と話したこともあった。

 小林の紅白出場危機がささやかれているが、「内輪もめでサッちゃんの実績はどうなるのって感じもします」とかばう。「本人同士が話し合えば、分かると思う。サッちゃんは、夫に口出しをさせず、前社長は裏方でやってきたのだから、(話さず)貝になってほしい」と解決への糸口を探っていた。