歌手桑名正博さんが26日午前11時44分、心不全のため大阪市内の病院で死去した。59歳だった。7月15日未明に同市内の自宅で倒れ、脳幹出血で意識不明の状態が続き、入院から104日目に息を引き取った。<桑名さん闘病経過>
▼7月15日
大阪市の自宅で未明に倒れ意識不明に。脳幹出血の診断。長男でミュージシャンの美勇士らが病状説明。呼び掛けに反応を示すが意識不明。
▼同21日
美勇士らが会見。血圧や白血球などの数値が弱まっていると医師から説明を受けたと話す。
▼同23日
妹で歌手の晴子が、大きく腕が動いたことを明かす。医師からは「最悪の状況から不思議と1段階良くなっている」と説明されたとした。
▼同31日
美勇士ら会見。肺炎を発症したが回復傾向にあるとした。
▼8月2日
呼吸器を直接気管に挿入する気管切開の手術。入院後3回目の脳のCTスキャンを撮影。
▼同5日
激励ライブが大阪市で行われ、もんたよしのり、上田正樹、押尾コータローらが出演。本人が誕生日ライブとして企画していたもの。インターネットを通じ、病室に生中継。
▼同7日
59歳の誕生日。血圧、心拍数など数値に大きな変化はなし。夫人らが祝福の声を掛けた。