2人合わせて今年で計140歳の日本最高齢デュオがCDデビューすることが26日、分かった。うつみ宮土理(69)と、グループサウンズ、レオ・ビーツのメンバーだった古賀義弥(69)が結成したデュオ「R246」が、シングル「あの道

 この道」を7月10日に発売する。

 「あの道

 この道」の作詞はうつみの夫、俳優の愛川欽也(78)が手掛けている。もともと執筆活動が好きで「オレの人生を書いてみる」として書き始めたものだった。うつみのボイストレーナーを務める古賀がこれを読み、その内容に感動し、すぐに曲を作った。詞には「夢に見ていたミュージシャンの道も

 いつか

 あきらめた」というフレーズがあり、愛川がかつてミュージシャンを志していたこともうかがい知ることができる。

 デュオ名「R246」は愛川が「(うつみと古賀が)2人とも国道246号沿いに住んでいるから」として命名。あの道もこの道も歩んでいけば、必ず幸せに出会える…という人生の応援歌として、夢や希望にあふれた前向きで明るいポップスソングに仕上がった。

 今年1月末、うつみが主催するバラエティーショーで披露すると、反響が大きくCD化が決定した。うつみは「高齢者が歌える新しいカラオケソングができたと思っています」。歌詞については「歌っていると、胸がジンと熱くなります。遅咲きの俳優だった愛川欽也の歩んできた道を、私がたどっているような気になるからです」という。

 CD発売に先駆け、今月29日から着うた配信を開始する。強力タッグ作品で、カラオケ定番曲を目指す。