嵐の松本潤(30)が、来年1月スタートのフジテレビ系の連続ドラマ「失恋ショコラティエ」(月曜午後9時)に主演することが3日、分かった。松本が同局の看板ドラマ枠「月9(ゲツク)」に主演するのは、12年1月期「ラッキーセブン」以来、2年ぶり3度目となる。

 同名の原作漫画は「月刊フラワーズ」(小学館)に連載中のラブストーリー。講談社漫画賞、an・anマンガ大賞を受賞し、コミックは累計100万部を売り上げている人気作。魔性系女子に振り回される主人公「チョコレート王子」こと小動爽太(こゆるぎ・そーた)を松本が演じる。製菓学校に通う爽太は、高校時代の憧れの先輩で小悪魔系のサエコと交際中。クリスマス直前から付き合い始めたが、バレンタインデー前日に作ったチョコレートの受け取りを拒否され、交際していた事実さえも否定されてしまう。サエコを大好きなチョコレートで振り向かせようと、フランスに渡って一流のショコラティエ(チョコレート職人)を目指す。

 松本は「2年ぶりの連続ドラマで、ラブストーリーをやらせていただきます。でもラブはラブでも今回は失恋がテーマ。恋愛の楽しさだけでなく、切なさを丁寧に描けたらと思います」と話している。ショコラティエ役は初挑戦。「しっかり準備したいと思います。毎回登場するチョコレートを楽しみながら、爽太の恋愛を応援したくなる『甘く楽しい時間』にしたいと思います」という。