歌手華原朋美(39)が25日、東京・渋谷区のNHKホールで7年ぶりのソロライブ最終公演を開催した。親密な関係にある明治天皇の玄孫(孫の孫)で慶大講師の竹田恒泰氏(38)も来場。華原はMCで竹田氏が観賞していることにも触れ、「すごく支えてくれますし、理解してくれるし、背中も押してくれる」と明かしたが、「本当にまだ全然付き合ってなくて、彼氏じゃないんです」「彼氏になってほしいなと思ったら彼氏になってと言おうと思います。でも、今のところないです。ごめんね」と友人関係を強調した。

 竹田氏は終演後、取材陣の呼び掛けに応じ、「楽しかったです。よく頑張ったねと言いました」とコメント。「待ちますか」との問いには、華原の発言に絡めて「そうですね。ああいう形で言ってくれたのでね」と吉報を待ち続ける決意をあらためて示した。

 華原は昨年11月に芸能活動を再開して以降、03年以来のNHK紅白出場を目標に掲げてきた。しかし、出場者名簿に名前はなく、「力不足で申し訳ございません」とファンに謝罪。「簡単に夢はかなわないという現実を思い知りました。でも、来年の目標が出来ました」と前向きに話した。

 一方で、12月4日放送のフジテレビ系音楽番組「FNS歌謡祭」では元恋人のプロデューサー小室哲哉(54)との共演が決定。「すごい久しぶりに小室さんと一緒にステージに出ることになりました。すごい楽しみですね」と素直に喜んだ。客席の複雑な反応に「何か変な心配してませんか。全然大丈夫です」と笑い、「絶対見てね」とアピールしていた。