CanCamモデルの舞川あいく(25)が、ソチ五輪スノーボードのスロープスタイルで8位入賞の角野友基(17)に胸を打たれた。「かっこよかったです。堂々としていて、結果が出ても笑顔を通しましたよね。潔さにも感動してウルウルしてきました」。

 舞川は、12年からフォトグラファーとしての活動も始め、昨年には千葉で練習中の角野を撮影した。その写真は、今月13~19日に東京・神田のオリンパスギャラリー東京で開催する個展「瞬間の色~輝~」で展示されるが、当時も振り返り、「角野君はとてもフレンドリーで、この写真は合間に話しながら撮ったのですが、今日も緊張を感じさせずに入賞。初めての五輪ですごい」と感嘆した。

 自身にとって12年12月に続く2度目の写真展で、今回はアスリートの写真に限定した。角野、田中将大投手、サッカー日本代表MF遠藤保仁ら9人の試合や練習に足を運び、カメラを向けた。「撮っている時は黒子。地味な格好で1000枚以上、シャッターを押しています。撮られる気持ちは分かっているので、選手の気持ちも考えながら」。

 今後もアスリートを追う意向で、「もっと技術を上げて選手の喜怒哀楽を撮りたいです。そのために、どんどん現場で経験を積まないと」。野球、サッカー、競馬…さまざまな現場で黒子に徹する舞川の姿が見られそうだ。