モデルで女優の山本美月(22)が、テレビ東京系「アオイホノオ」(7月18日スタート、金曜深夜0時12分)で、初めてテレビ連続ドラマでのヒロインを務めることが10日、分かった。同作は、柳楽優弥の主演作で、80年代初頭の大阪の芸術大を舞台に、漫画家を目指す主人公を描く青春群像劇。原作は漫画雑誌「ゲッサン」で連載中の人気作で、山本は、主人公から思いを寄せられる先輩の森永とんこを演じる。スレンダーな体形が特徴的で、近眼だがメガネ嫌いで裸眼で生活。人との会話の距離がやたらと近くなるユニークなキャラだ。原作者の島本和彦氏は、とんこについて「いい意味で近くにいたら緊張する人」と表現し、山本の起用について「高級感、存在感のある山本さんはすごくいい」と喜んでいる。

 山本は09年からCanCam専属モデルとなり、11年のフジテレビ系「幸せになろうよ」でドラマ初出演。その後、多数の人気作に出演している。今回の大役に「うれしいです」と喜ぶ一方で、同作で大阪弁に初挑戦することから「とても難しくて苦戦していますが、楽しく学べたらいいです」と話している。