女優真木よう子(30)が30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた香港・中国・フランス合作映画「グランド・マスター」(ウォン・カーウァイ監督、31日公開)ジャパンプレミアで、憧れの香港俳優トニー・レオン(50)に、カンフーを教えてほしいと“弟子入り”を志願した。

 真木は、今年のカンヌ映画祭で審査員賞を受賞した映画「そして父になる」(是枝裕和監督、10月5日公開)の、同映画祭での公式会見と公式上映に参加して帰国したばかり。それでも憧れのレオンとカーウァイ監督との直接対面に「自分が出る映画よりも緊張しています」と感激した。

 またレオンがクランクイン前から撮影中を含め、カンフーの修行に4年を費やした役者魂に刺激を受けたという。自身も10年映画「SP

 野望篇」などでアクションに挑戦しているが、カンフーをやってみたいか聞かれ「(やってみたいと)思いました」と力を込めた。するとレオンから「ものすごい大変ですよ。でも僕は、特に女性を教えるのが得意ですよ」とほほえみかけられた。真木が「ぜひ!!」と力強くお願いすると、レオンは「あなたには勝てないよ」と苦笑い。真木の熱い思いにちょっぴり圧倒された様子だった。

 また、この日は歌手AIとシェネルが、「グランド・マスター」のイメージソング「After

 The

 Storm

 feat.

 シェネル」を生で披露した。レオンは「なかなか、すばらしいパフォーマンスでした」と喜んでいた。