女優佐伯日菜子(36)が3日、横浜市内で映画「インターミッション」(樋口尚文監督)の舞台あいさつに立った。6月に判明した元夫でサッカー元日本代表の奥大介氏(37)からの脅迫や、その後の奥氏の逮捕、さらに7月9日の離婚成立など一連の騒動が起きて以来、初めて公の場。「いろいろご心配をお掛けしました」と謝罪した。

 2人の娘の親権は自分が持つことが決まったが、慰謝料や養育費など金銭面の示談交渉は続いている。「騒動に関しては弁護士との約束でお話しできません。ごめんなさい」と詳細は語らなかった。それでもドメスティックバイオレンスによる心身の後遺症については「ない。大丈夫です」。2月に参加したゆうばり国際ファンタスティック映画祭について触れ、「子供と映画祭に出られたことがうれしかった」と涙した。現在は映画やドラマの出演依頼も複数あるという。「これから、とにかく一生懸命頑張るしかない」。恋愛については「今は考えられない」と話した。