東京・明治神宮外苑の軟式球場で行われていた「東京デザインウイーク2016」で火災が起こり、港区の男児(5)が死亡したことについて、この日夜、東京デザインウイーク社長の川崎健二氏と、学校作品展を担当する多摩美大の田淵諭氏が会見を行った。

 報道陣の前に現れた2人は深々と頭を下げ、川崎氏は「尊い5歳のお子さまが亡くなられたこと、本当に慚愧(ざんき)に堪えません。主催者として重く受け止めております。申し訳ございません。悔しくて悔しくてしょうがありません。警察、消防で原因究明しています。それを待ってご報告申し上げたい」と謝罪した。

 田淵氏も「デザインに夢を持って訪れたであろうお子さまを死なせてしまいました。未来を考えると、無念でなりません。心からおわび申し上げます」。

 川崎氏は、男児の自宅を今夜訪ねるという。最終日の7日はイベントは中止する。