2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直し問題で連日対応に追われる東京都の小池百合子知事は30日、都庁で会談したカナダ・オンタリオ州のキャスリーン・ウィン首相からエールを送られた。

 ウィン首相は、東京大会のピンバッジを小池氏から贈られた後、「パンアメリカン・パラパンアメリカン競技大会」という、4年に1度の大規模なスポーツイベントを開催した経験を披露。「実際に、競技の前にはさまざまな問題があったが、(最終的に)無事に競技は開催することができた。小池都知事も、同様のことを経験されるのではないか」と述べた。

 また、自身が女性で初めて同州の首相に就任(13年2月~)したとして、「小池知事も同じ立場であり、お祝い申し上げる。女性がこのようなポストで責任を持つことはは、大きな成功だ」と話し掛けた。