プレーバック日刊スポーツ! 過去の2月11日付紙面を振り返ります。2012年の15面(東京版)は世界一人工バストのモデルが交通事故を起こすもバストがクッションになり、軽いけがで済んだことを伝えています。

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 豊胸手術が“命綱”になった。世界一大きな人工バストとしてギネス記録を持つブラジル人モデルのシェイラ・ハーシー(32)が、5日夜に米テキサス州ヒューストンで車を運転中、路肩の樹木に衝突。シートベルトをせず、エアバッグも機能しなかったが、97センチのKカップがクッションになり、軽いけがで済んだ。9日付の米情報サイト「レーダー・オンライン」が報じた。

 ハーシーは5日のNFLスーパーボウルをテレビ観戦した後、車で自宅に戻る途中だった。「雨で路面が滑りやすくて、視界も悪かった。すごいスピードで木に当たって、パニックになって、バックして別の木にぶつかった」。重傷を免れない状況だったが、胸にかすり傷を負っただけで済んだ。「この胸が命を救ってくれた。ハンドルと体の間の隙間を埋めてくれた」と感謝したが、地元警察に飲酒運転を疑われ、今後出廷する予定。

 ハーシーは9回の豊胸手術で約4リットル分のシリコーンを入れ、09年に世界一の人工バストと認定された。

※記録と表記は当時のもの