東京都の小池百合子知事は7日、都内で開かれた都民体育大会・都障害者スポーツ大会の合同開会式に出席、参加者とラジオ体操(第1)で体をほぐし、「ラジオ体操の効果を、あらためて見いだしたい」と述べた。

 「日本人は(ラジオ体操の)あの音楽を聞けば、体が動く。健康維持にも、どれほど効果があったか」と評価。式典後の取材では、昨年の熊本地震の後、エコノミー症候群防止などを目的に現地でも採用されていた話を紹介。「ラジオ体操の効果を見直したい」と強調した。自身の普段の運動については「特に何もしていない。できるだけ体は動かすようにしたいが、他の運動で忙しいので」。7月の都議選を前に、当面は「選挙運動」がメインになりそうだ。