国民民主党の小沢一郎衆院議員が、黒川弘務東京高検検事長の定年延長は法務省の提案だったと安倍晋三首相が語ったことを受け、「息を吐くように嘘をつく」と非難した。

小沢氏は18日、ツイッターを更新。安倍首相が15日にインターネット番組で語った内容に言及し、「いつものパターン。森友や加計、桜と同じ。黒川人事も法務省からの提案だと。息を吐くように嘘をつく。それで下はみんな話を合わせると思っている。権力の私物化と傲慢。『嘘をつくとどうなるか、考えてみよう』。今こそ大人は、子ども達に本当の道徳を教えなければならない」とした。

小沢氏は前日のツイートでも「安倍政権になってどれだけのお友達が罪を免れてきたか。批判は当たらないとか、恣意的人事はありえないとか。どこまで嘘つきなのか。嘘と現実の区別すらつかないのか。安倍総理の最大の問題は、平然と嘘をつき、この国の道徳・倫理観を日々破壊し続けていることである」と批判していた。