熊本工は山口翔投手(3年)が2回に149キロを記録するなど自慢の速球が光った。

 しかし、打線が6安打1得点と機能せず惜敗。安田監督は「打てないですね。投手が頑張ったので奮起しないと」と苦笑いで頭をかいた。

 山口は1回から140キロ台を連発。センバツ後に1日約200球を投げ込んだ成果が出ただけに、9回の失点を「踏ん張りきれなかった」と悔やむ。夏へ向け「制球力を磨きたい。150キロも頑張って出したい」と意欲を示した。