ソフトバンク工藤監督が近日中に開幕投手を通達する考えを明かした。22日に宮崎のテレビ局UMKの報道番組に生出演。武田が開幕投手候補に挙がっていることを振られると、「それぐらいの力は持っている。これから試合を見た上で、(本人に)伝えたい」と答えた。出演後には「もう2、3日待ってよ」と話し、武田の次回登板の結果次第で、正式に決まる可能性がある。

 楽天との開幕戦は3月25日に敵地コボスタ宮城で行われる。指揮官は厳しい寒さを考慮し、「若さ」と「外国人」を選定のキーワードに挙げていた。昨年13勝を挙げた武田を最有力に、バンデンハークとの一騎打ちの様相だ。工藤監督は「13勝は自信になっているだろうし、さらに飛躍して、エースになってほしい」とあらためて、武田に対する期待の大きさを語った。