小久保裕紀監督(45)率いる侍ジャパンが6日、QVCマリンフィールドで合宿を開始した。

 日本の先発ローテが決まった。第1戦、第2戦のメキシコ戦は、武田、野村の順番。第3戦、第4戦のオランダ戦は、石川、石田の順番で先発する。小久保監督は「(所属)チームで先発している8人は、3、4回を任せると伝えています」と起用法を明かした。藤浪、増井、千賀、田口の4人は“第2先発”の位置づけ。先発の後を受け、中盤以降を担う。

 “開幕投手”に指名された武田は気合十分だった。「緊張はありますね。いろいろ勉強になる。楽しんでやれたらと思います。次の投手に回せるように、しっかり投げます」と、早くも登板をイメージしていた。第3戦を託された石川は、初めての代表入り。合宿初日の練習を終えると「普通にやれました」と言いながらも、「楽しめません。初めての代表。徐々にやっていきます」と正直に打ち明けた。今季リーグ最優秀防御率右腕は、代表の重みを感じているようだった。