今日30日のフィギュアスケート世界選手権、男子ショートプログラム(SP)に登場する日本勢が練習会場で調整した。

 3季ぶりの頂点を目指す羽生結弦(22=ANA)は冒頭から4回転サルコー-3回転トーループの大技を軽々と決めるなど、4回転ジャンプを高い確率で成功させて好調をアピール。昨年7位の宇野はフリーで跳ぶ4回転ループに苦しみ、初出場の田中は得点源の4回転サルコーなどを確認した。滑走順は羽生が31番、宇野が32番、2連覇中のフェルナンデス(スペイン)が34番で最終第6組。田中が22番で第4組、4大陸選手権王者のチェン(米国)が28番で第5組となった。